帯広市民大学講座

帯広市民講座

子どもの虐待に関する現状と課題

[道民カレッジ連携講座 ―環境生活コース4単位認定―]

市民大学講座 平成22年度 第25集

 子どもの虐待に関するニュースが後を絶ちません。社会問題ともなっています。その背景には、家族が地域から孤立し子育ての負担を分かち合う関係がなくなっている状況があります。大阪で二人の幼児が亡くなった「事件」はマンションの個室で起こりました。
 児童相談所の職員である川崎二三彦氏は、『児童虐待―現場からの提言』(岩波書店、2006年、pp.214)の中で、児童相談所に電話を掛けてきた次のような母親の言葉を引用しています。
 「自分が抑えられないんです。それに、怒っている自分がいやになります」
 「子どもを叩いているなんて、実家にも話せませんし……」
 このように、子育てに追い詰められ、自分を責める孤立した母親は珍しくありません。孤立した母親達が社会に置き去りにされている限り、虐待を減らすことはできません。
 川崎氏は、「真の意味での虐待防止策とは、その背景にある社会の貧困や矛盾の解決を目指して積極的な取り組みをすることであり、まずもって、そこに思い切った『社会的コスト』」をかけること」(前掲書、p.222)と述べています。
 積極的な取り組みは十勝でもはじまっています。3回の講座では、社会の矛盾に立ち向かっている諸氏に登壇して頂き、子どもを守る実践から見えてきた虐待の問題にメスを入れてもらいます。

◆ コーディネーター: 帯広大谷短期大学社会福祉科 専任講師 三井 登 氏

1.開講日時及び講義内容

開講日 開講時間 講義項目・講師
1
12月14日(火)
18:30〜20:00
子ども虐待と子どもの権利
◆ 北海道教育大学名誉教授・
北海道子どもの虐待防止協会役員 明神もと子 氏
2
12月16日(木)
18:30〜20:00
要保護児童対策地域協議会の役割について
〜こどもを守る関係機関の相互連携〜
◆ 帯広市こども未来部子育て支援課課長補佐 西野経子 氏
3
12月17日(金)
18:30〜20:00
現場からの報告
〜虐待の背景とサポートに求められるもの〜
◆ 北海道子どもの虐待防止協会十勝支部事務局長 瓜屋 譲 氏

2.講義会場
とかちプラザ 講習室

3. 募集定員

50名

4.受講料

500円 (全3回分・初回にお納めください)

5.申込み・問合せ先

電話にて、 「生涯学習課」まで、お申込みください。 電話 22-7915

主催:帯広市教育委員会
連携協力:帯広大谷短期大学
担当:帯広市教育委員会生涯学習部生涯学習課

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