毎日の体重測定を習慣にする意味 (3) おわり


栄養士課程の佐々木です.

 

毎日の体重測定を習慣にする意味 (3) では,

 

1) 体重の増減はエネルギー摂取量と消費量で変わること

2) トレーニング期,試合期,オフ期の各期でエネルギー消費量が異なること

3) エネルギー消費量と摂取量の出納を「体重」で知ることが重要なこと

 

を書きました.

 

今回は,体重測定のポイントを書きたいと思います.

 

【ポイント】
体重測定は,測定する機器を決め.早朝,排尿後に測定する.

 

期分けをした時の (推定される) エネルギー消費量は,なんとなくわかってもらえたかと思います.

この推移を考えないでいた場合の最悪なパターンの1つは,

 

「オフ期に体重増加→トレーニング期に目標体重にならない→体重が多いまま試合期へ→パフォーマンスの低下やケガ」です.

 

シーズンをより良いコンディションで過すためにも「体重測定を習慣化して,食事量を調整する」癖をつけることです.
コンディション調整を失敗しないため,パフォーマンスをしっかり発揮するためにも,「毎日体重を測定すること」を習慣にして,自分自身の身体がどのような状態なのかを知っておきましょう

 

私がサポートをしている選手を見ている限りですが,体重測定を習慣にしている選手は多くはありません.
特に,ジュニア期の選手,女子選手に体重測定が習慣化されていないように見受けられます (サポートのメインがジュニアと女子なのでそう見えているだけかもしれません).
体重測定は,その値に一喜一憂するためではなく,あくまでもエネルギー出納のバランスが取れているか,体重とパフォーマンスの関係性を知るための「個人」の指標です.
他者と比べても何も意味はありません.
自分自身の値の推移を確認することが重要です.
最近は,スマートフォン,タブレット端末,PCなどに体重を記録するアプリが多くでているので,それらを活用してみるのも良いかもしれません.
<体重測定のポイント>
・体重測定は毎日おなじ機器で行う
・測定時刻は統一する (早朝が良い)
・早朝,排尿後に体重を測定する
・測定した値は,スマートフォンなどのアプリなどに記録しておく (エクセルなどでも良い)
・体重の増減に一喜一憂しない → 前日の食事,トレーニング内容,水分摂取量などで変化する
・重要なのは,体重の推移と増減の理由を考えること

 

春になり,夏季の競技はオフ期からトレーニング期に移行,冬季の競技は,試合期からオフ期に移行しています.
今からでも遅くありません.

 

自分自身の身体を知るためにも,毎日の体重測定を習慣化してみましょう.
ご質問はこちらへ
ささきあっとまーくおーおーじぇーしー.ac.jp (ひらがなをローマ字に直してください)

 

生活科学科栄養士課程
佐々木将太